ものづくり補助金

ものづくり補助金とは？

ものづくり補助金の制度趣旨

ものづくり補助金とは、中小企業などによる生産性向上に役立てることができる補助金であり、革新的サービス開発や試作品開発、生産プロセスの改善など、これらの設備投資に活用できる支援金です。ものづくり補助金の正式名称は、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金と呼ばれます。補助金額は100万円から最高1,000万円、補助率は中小が1/2で小規模企業は2/3とされます。
ものづくり補助金は、中小企業庁と独立行政法人の中小企業基盤整備機構が制度化したものですが、2020年度の補助金より従業員の賃金上げに関する要件が新設されました。これにより、給与支給額年1.5％以上増加の要件および、事業所の中での最低賃金が地域別ごとの最低賃金よりも30円以上高い、2つの条件を達成することで補助金を受けることが可能になります。
ものづくり補助金の対象ですが、これは多岐にわたるものなどからも様々な業種で活用することができるメリットがあります。一般型の補助金対象だけでなく、広告宣伝費に使えたり、販売促進を促す目的の費用で使用できるなど補助対象が広めです。広告制作やセミナーの開催、市場調査に営業代行などこれらの経費にも使えるのですが、グローバル型の場合は一般型の利用用途に加えて海外旅費なども補助金の対象になっています。
なお、ものづくり補助金は補助金事業の成果により大きな利益が生じたときには、その一部を国庫に返納する義務を持つことを把握しておく必要があります。

ポイント

企業が自らものづくり補助金に関係する申請書を手がける事によって、ますます競争力が高められる事業計画が自ら作れるようになってより企業が成長していきますが、これまでに申請書を手がけた経験が無い方がすぐに採択が円滑に行われる申請書を完成させるには難しさを感じる事もあります。
そのため、ものづくり補助金の申請書をしっかりと通る形で完成させるにはポイントを意識しながら書くのが重要であり、ポイントとして挙げられるのが普段自社が行っている事を記す事です。
申請書を手がける時には、できるだけ通過させる確率を向上させるべく普段の業務では行っていないより一層高度な技術などを駆使した業務などを記したくなる気持ちが高まるものの、申請書の審査については取り分けて技術の高さは重きを置かれていないので、普段行い続けている業務を記せば良いです。
また、申請書に課題や解決に纏わる方法を記す時には、包み隠さずに課題を記しつつ解決方法についても地に足の着いた内容を明瞭に記せば良いです。
そして、ものづくり補助金を検討している企業が行っている業務は社内で活躍している人達にとっては馴染み深い物事であっても、見慣れていない方においては複雑に感じられる事もあるので、専門知識が無い方が目にしても理解ができるように写真や図をたくさん使用して手がけましょう。
さらに、ものづくり補助金の目的が設備投資であっても研究開発の一環として考えて開発の関する計画を立てると通過できます。

料金 ※税別表記となっております

着手金100,000円
成功報酬　補助金額の10％

ものづくり補助金申請の流れ

採択後の流れ